前人未到の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
前人未到
前人未踏とも書く
【読み方】
ぜんじんみとう
【意味】
過去にだれも到達したり足を踏み入れたりしていないこと。いままでだれも成し遂げたことがないということ。
なるほどな、それはつまり「誰もまだやったことないことにチャレンジする」ってことやな。
今まで誰も見たことない景色や、達成したことのない偉業に挑戦するんやな。
これは、「新しいことに挑戦する勇気」を示す言葉やで。
今まで誰も見たことない景色や、達成したことのない偉業に挑戦するんやな。
これは、「新しいことに挑戦する勇気」を示す言葉やで。
【語源・由来】
「前人」は今までの人、先人。「未踏」はだれもその場所に踏み込んでいないということ。「未踏」は「未到」とも書き、この場合はだれもたどり着いていない地点。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・人跡未踏(じんせきみとう)
・前人未発(ぜんじんみはつ)
【英語訳】
untrodden
unexplored
例文
His record is no man has ever explored.
彼は前人未到の記録を打ち立てた。
His record is no man has ever explored.
彼は前人未到の記録を打ち立てた。
前人未到(ぜんじんみとう)の解説
カンタン!解説
「前人未踏」っていうのは、今まで誰もやったことがない、または行ったことがないことを指すんだよ。要は、自分だけが初めてやったこと、または初めて行った場所、そんな感じさ。
「前人」っていうのは、自分より前にいた人たち、つまり先人のことだよ。「未踏」は、まだ誰も足を踏み入れていない、つまり誰も行っていない場所のことを指すんだ。この「未踏」は「未到」とも書くんだけど、この場合は誰もまだ到達していない地点っていう意味になるんだ。
だから、「前人未踏の大記録」って言うときは、自分が今まで誰も成し遂げていないようなすごい記録を達成したって意味になるんだよ。例えば、一番高い山を初めて登ったり、一番深い海に初めて潜ったり、その他にも自分だけが初めて達成したことを表すんだ。だから、誰かが「前人未踏のことをやり遂げた」って言うときは、その人がすごいことを成し遂げたんだなって感心するところさ。
前人未到(ぜんじんみとう)の使い方
テレビ見ていていつも思うんだけどさ…
何を?
ほら、ドキュメンタリーとかでよくあるじゃない「前人未到の地に今初めて足を踏み入れます。」って、タレントがカメラに向かって言ってるやつ。カメラに向かって言ってるってことは、カメラマンがもう先に入ってるってことだよね。
まあ、そういうことだよね。でもその手のやつって、ドキュメンタリーっていうよりバラエティー番組じゃないの?
前人未到(ぜんじんみとう)の例文
- 探検隊は十分な装備を整えて、前人未到のアマゾンの奥地へ向かって出発した。
- 冒険家は常に前人未到の地を目指す。そこにどんな危険が待ち受けようとも、彼らはその地に己の足跡を残したいと願う。
- 対戦回数27回、彼はその全てを勝ち抜いてきた。あと一勝すれば最高記録に並ぶと言われていたが、本日ついに28勝目を飾った。ここから先は、勝ち続ければ前人未到の記録を打ち立てることになる。あの若さでここまでやるとは、彼はまさに天才だ。
- 今やこの地球上のあらゆる場所に人間が行くことができるようになったが、地球の外に広がる果てしない宇宙空間は、ほとんどが前人未到の領域だ。だからこそ大いなる冒険心を掻き立てられて、人間は大宇宙を目指すのだろう。
前人未到の文学作品などの用例
- 誰の指導にも耳を傾けずに、前人未到の土を踏んで行く冒険家のような面魂がある。<舟橋聖一・セールスマンの恋>
まだ誰も足を踏み入れたことのない場所、もしくは誰も達成したことのない状態を意味しているんだよ。