著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

鬼気森然【ききしんぜん】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
鬼気森然

【読み方】
ききしんぜん

【意味】
鋭くただならない気配が漂うさま。また、人を戦慄させる気配のするさま。

【語源由来】
「鬼気」は、ぞっとするような恐ろしいけはい。「森然」は、深く茂ったさま。おごそかなさま。

【典拠・出典】

鬼気森然(ききしんぜん)の使い方

健太
ともこちゃーーーん。
ともこ
な、なによ。
健太
何だかこの森、鬼気森然としてない?呪われてる森って感じ。
ともこ
怖いこと言わないでよ。私だって我慢してるんだから。

鬼気森然(ききしんぜん)の例文

  1. その日の健太くんは、鬼気森然と迫るものがあった。
  2. ナイフを持った少年は、鬼気森然としていた。
  3. 道行く人はみな、鬼気森然としているその男を避けるように歩いた。
  4. 久しぶりに会う健太くんが、鬼気森然としていることに驚いた。
  5. その日の夕暮れは無気味なほどに真っ赤で鬼気森然として、人々は慄いた。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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