【四字熟語】
帰依三宝
「三宝に帰依す」と訓読する。
【読み方】
きえさんぽう
【意味】
仏門に入って教えに従うこと。仏教徒としての基本的条件。
【語源・由来】
仏教語。「三宝」は仏と仏の教えとその教えを広める僧のこと。これを仏・法・僧という。「帰依」は仏の教えや有徳の高僧の威徳にすがって付き従うこと。
【典拠・出典】
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【類義語】
・帰命頂礼(きみょうちょうらい)
・南無三宝(なむさんぼう)
帰依三宝(きえさんぽう)の使い方
父さんも母さんも受験、受験ってうるさいんだ。出家でもしようかな。
出家するって簡単に言うけれども、仏教の道は生易しいものじゃないわよ。
そうなの?
帰依三宝の道は険しいわよー。先生の言うことすら聞けない健太くんが、仏様のおっしゃることに従えるかしら。
帰依三宝(きえさんぽう)の例文
- 帰依三宝の功徳を得た健太くんは、見違えるように立派な青年になっていた。
- 帰依三宝の道に生き、悟りの境地に至るまで、家には帰らぬ。
- これまでの悪行を反省した健太くんは、帰依三宝の道を進むことにした。
- 帰依三宝の大切さがわからないものは、この寺から出ていくことになる。
- お寺の息子である健太くんは、帰依三宝の功徳を得るために修行の毎日を過ごす。