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多蔵厚亡【たぞうこうぼう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
多蔵厚亡

【読み方】
たぞうこうぼう

「多く蔵すれば厚く亡う」とも読む。

【意味】
欲深い者は人間関係をそこなって、やがてはすべてを失ってしまうということ。欲をおさえて足るを知ることがみずからを保つことにつながるという戒め。

【語源・由来】
「多蔵」は多くの財物を貯えること。「厚亡」は失うものが多いこと。

【典拠・出典】
老子』「四四章」

多蔵厚亡(たぞうこうぼう)の使い方

ともこ
健太くんはひどく悋気よね。
健太
そんなことないよ。節約といってほしいなあ。
ともこ
そんなにけちけちして、お金をため込んでお金を数えることに至福を感じているようでは、多蔵厚亡というように不幸になるわよ。
健太
それは嫌だな。金銭欲から離れられるように努力するよ。

多蔵厚亡(たぞうこうぼう)の例文

  1. 「クリスマスキャロル」はディケンズの著作で、初老の商人の多蔵厚亡を書いたものです。
  2. 欲深い健太くんは、多蔵厚亡、お金を貯めれば貯めるほど友人を失っていきました。
  3. 信頼はお金では買えない、欲に取りつかれて多蔵厚亡となってはいけない。
  4. 多蔵厚亡とならないように、儲けるたびに地域に寄付し還元しています。
  5. お金持ちになれば幸せになれると思っていたのに、多蔵厚亡、孤独を感じます。

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