【四字熟語】
近所合壁
【読み方】
きんじょがっぺき
【意味】
近くの家々のこと。隣近所。
【語源由来】
「合壁」は壁一枚を隔てた隣のこと。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・近郷近在(きんごうきんざい)
・近在近郷(きんざいきんごう)
近所合壁(きんじょがっぺき)の使い方
ともこちゃん。実は、お願いがあるんだけど聞いてくれるかい?
えっ。またお願い?いったい何・・・、いやいや、健太くんのお願い事が何なのか聞かないわ。
ええー。そんなあ。そんなこと言わないで、近所合壁の仲じゃないか。竹馬の友じゃないか。聞くだけでも聞いてみてよ。
どうせ、宿題を見せてくれる?でしょう。宿題を教えることなら、近所合壁の仲だからしょうがないからするけれども、見せるのはだめ。
近所合壁(きんじょがっぺき)の例文
- 今、あたりは奇妙に物静かで、いつも近所合壁の寄り合う場所になっている表の方の路地もひっそりとしていて人気がなかった。
- 近所合壁の仲なのだから、ゴミ捨てを代わりにするぐらいはやりますし、足を悪くしていらっしゃるんだから、他にも困っていることがあれば遠慮なくいってくださいね。
- 救急車のサイレンの音が近づき、停まると同時に近所合壁の人たちがそこに集まり、どうした、大丈夫か、誰が倒れた?という会話が交わされた。
- 今回、僕が買った絵は、近所合壁、親類のあいだでも評判で、これは買った額より高く売れるんじゃないかという意見が多かった。
- 近所合壁の付き合いなんだから、声をかけてくれさえすれば、駐車場は使っていただいても大丈夫ですのよ。
- 息子さんが、就職先が決まらなくて困っているって聞いたんだけど、わしならたくさん紹介できるんじゃが、近所合壁の仲じゃないか、なんで早く相談してくれなかったんじゃ。