著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

虚礼虚文【きょれいきょぶん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
虚礼虚文

【読み方】
きょれいきょぶん

【意味】
うわべだけの礼儀や飾り。

【語源由来】
「虚礼」は、形式だけで心のこもらない礼儀。「虚文」は、うわべの飾り。

【典拠・出典】

【類義語】
外交辞令(がいこうじれい)
社交辞令(しゃこうじれい)
美辞麗句(びじれいく)

虚礼虚文(きょれいきょぶん)の使い方

ともこ
健太くん。さっき、かわいいねって言われちゃった。
健太
虚礼虚文じゃないの。
ともこ
何ですって!
健太
あー、ごめんなさい。

虚礼虚文(きょれいきょぶん)の例文

  1. 健太くんに虚礼虚文なんだから調子に乗らないようにって忠告しておかないといけない。
  2. 飼い犬を見てかわいいですねと褒めるのは虚礼虚文、不細工ですねなんて、思っていても言えるわけがない。
  3. 虚礼虚文でもしないよりましだろう。
  4. マスクをしていると、虚礼虚文なのか心からの言葉なのか判断しづらい。
  5. あの健太くんが反省するわけがないから虚礼虚文だろう。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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