著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

君子慎独【くんしはひとりをつつしむ】の意味と使い方や例文(出典)

【四字熟語】
君子慎独

【読み方】
くんしはひとりをつつしむ

【意味】
君子は他人が見ていない所でもその行いを慎む。

【典拠・出典】
礼記」大学

君子慎独(くんしはひとりをつつしむ)の使い方

ともこ
健太くん。急がないと時間が無くなるわ。
健太
ともこちゃん。誰も見ていないから、渡ってしまおうよ。
ともこ
だめよ。まだ赤信号じゃないの。君子慎独、誰かが見ていようが見ていまいがルールは守るのよ。
健太
はーい。

君子慎独(くんしはひとりをつつしむ)の例文

  1. ともこちゃんは、君子慎独の精神を大事にしているから、山中に不法投棄なんてしないだろう。
  2. 君子慎独を常に心がけている健太くんは、人目のないところで悪さをしない。
  3. 空き缶のポイ捨てをしようとしたが、君子慎独の言葉を思い出し、ゴミ箱を探した。
  4. 健太くんは、おばあちゃんから、君子慎独の思想を教えてもらっていたので、いつも自分の行動に気を付けている。
  5. 君子慎独という言葉通り、ともこちゃんは、常に正しい行いをしています。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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