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左支右吾【さしゆうご】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
左支右吾

【読み方】
さしゆうご

【意味】
あれこれと手を尽くして逃れたり、言い逃れをしたりすること。

【語源・由来】
左を支えて、右を防ぎとどめるということから。

「支」とは、支えるということ。
「吾」とは、防ぐ、とどめるということ。

【典拠・出典】
宋史


左支右吾(さしゆうご)の使い方

健太
ともこちゃん、そんなに怖い顔をしないでよ。仕方なかったって言っているだろう。
ともこ
健太くん、逃げてばかりいないでちゃんと説明して欲しいわ。どうして、約束を破ったの?
健太
約束を破るつもりはなかったんだ。だけど、急に友達が誘いに来たのだから、断るわけにはいかないだろう。
ともこ
左支右吾していても、許さないわよ。きっちり反省してもらいますからね。

左支右吾(さしゆうご)の例文

  1. 学校を黙って休んだことを母に問い詰められた兄は、いろいろな理由を並べて左支右吾しているけれど、母が納得するはずないだろう。早く謝ってしまえばいいと思う。
  2. 夫が無断欠勤していることを知り、理由を聞いたけれど、左支右吾するばかりで、本当のことは言えないようだ。
  3. これほど証拠が揃っているにも関わらず、彼はまだ左支右吾を続けているのか。大人しく事実を話したまえ。
  4. 君たちが密会して情報を流していたことは、もうわかっているんだ。これ以上左支右吾をしていないで、素直に白状しなさい。
  5. まだあきらめていないのか。彼女が話していることが本当だと、証人もいるんだよ。左支右吾をしていないで、君もそろそろ認めたらどうかな。

まとめ

自分に都合の悪い場合には、左支右吾というように、あれこれと手を尽くして逃れようとしたり、言い逃れをしたりしようとすることがあるのではないでしょうか。
しかし、悪いと思ったことは素直に認めて謝ったり、過ちを正したりすることが、大切なのではないでしょうか。


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