【四字熟語】
君子三戒
【読み方】
くんしさんかい
【意味】
青年の時は女色、壮年の時は闘争、老年の時は利得を戒めよとの三戒。
【語源・由来】
「君子」は人格が立派な人。徳が高くて品位のそなわった人。品位の高い人。人格者。
【典拠・出典】
『論語』「季氏」
君子三戒(くんしさんかい)の使い方
ともこちゃん。君子三戒っていうけれども、色欲に溺れ、けんかっ早くて、利益になることばかり考えている僕のおじいちゃんは、君子にはなれないってことだよね。
全くもって駄目ね。
今から心を入れ替えても無理かな。
雷に打たれたでもしたら、はっと目がさめるかもしれないわね。
君子三戒(くんしさんかい)の例文
- 僕を好きだという気持ちはうれしいけれども、君子三戒というから、今は恋をしないことにしているんんだ。
- 健太くんは、君子三戒を守るために彼女を作らないんだというが、モテないだけだ。
- 君子三戒を胸に生きてきたともこちゃんのお父さんは、まさに君子だ。
- ともこちゃんは、誘惑や弱い心に打ち勝ち、君子三戒を貫き通した。
- 健太くんは、君子三戒の精神を心に刻み、堅実に、実直に生きてきた人だった。