【四字熟語】
現身説法
【読み方】
げんしんせっぽう
【意味】
仏や菩薩が衆生救済のために、様々な姿をとって法を説くこと。また、指導者が現在の姿や体験したことを示し、教え導くこと。
【語源・由来】
「現身」は、衆生救済のために、仮に相手に応じた姿をとって出現した仏の身体。三身の一つで、最も低い段階のものとされる。応化身。応身。化身。
【典拠・出典】
『楞言経』「六」
現身説法(げんしんせっぽう)の使い方
最近悩んでいる健太くんに一言贈るわ。抜け出すための一番の方法は、やり抜くことよ。
ともこちゃんって、たまに深遠なことを言うよね。
そうかしら。
そうだよ。たまに、現身説法しにきた仏様なんじゃないかって思うんだもの。
現身説法(げんしんせっぽう)の例文
- 健太くんのおばあちゃんのように見えるけれども、きっと現身説法の仏だ。
- 健太くんは、現身説法の菩薩の説法で、悟りの境地に至りかけた。
- ともこちゃんは、自分が現身説法の仏さまだというけれども、絶対に詐欺だ。
- 現身説法の仏さまがこのお寺に来ているらしい。
- おばあちゃんは、現身説法の菩薩様に会うまで死ねないという。