著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

高枕無憂【こうちんむゆう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
高枕無憂

「枕を高くして憂い無し」とも読む。

【読み方】
こうちんむゆう

【意味】
枕を高くして何の心配もなく安らかに眠ること。

【語源・由来】
「高枕」は枕を高くすること。「無憂」は、悲しみや不安、悩みや心配事などの心を暗くする要素が全く無いこと。

【典拠・出典】
戦国策』「魏策」

高枕無憂(こうちんむゆう)の使い方

健太
ああ。来週からテストかあ。早く終わって高枕無憂したいなあ。
ともこ
普段から勉強をしていれば、いつでも高枕無憂することができるのよ。
健太
ともこちゃんは、いつでも高枕無憂
ともこ
勉強が不安で眠れないってことはないわね。

高枕無憂(こうちんむゆう)の例文

  1. 健太くんは、空手部部長の座を後輩に譲り、ようやく肩の荷が下り高枕無憂できる。
  2. ともこちゃんは、母の手術が無事成功し、高枕無憂、不安で眠れなかった日々とさよならだ。
  3. 独立起業した健太くんは、これで首になる恐怖から解放され、高枕無憂の毎日だと喜んだ。
  4. 高枕無憂するために、不安材料を根絶しようと思います。
  5. ともこちゃんは美容のために、高枕無憂であることが大事と考え、心配事のほとんどは起こらない、ゆえに心配する必要はないと信じることにした。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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