【四字熟語】
三世因果
【読み方】
さんぜいんが
「三世」を「さんぜ」と読むのは、仏教用語の慣用。
【意味】
仏教で、過去・現在・未来の三世にわたって、善悪の報いを受けるということ。
「三世」は、過去・現在・未来。また、前世・現世・後世(未来)三際。「因果」は、悪行や善行が原因となって、それにふさわしい報いを受けること。
【典拠・出典】
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【類義語】
・因果因縁(いんがいんねん)
・因果応報(いんがおうほう)
・因果覿面(いんがてきめん)
・応報覿面(おうほうてきめん)
・輪回応報(りんねおうほう)
三世因果(さんぜいんが)の使い方
うわあ。うんちを踏んでしまったよ。
あら、大変。健太くん。何か悪さをしなかった?
昨日、飼い犬のうんちを拾わずにそのままにしてきてしまったよ。
三世因果の道理ね。
三世因果(さんぜいんが)の例文
- 健太くんは、三世因果を信じ、せっせと善行を積んでいます。
- ともこちゃんが病気になったのは、三世因果の道理だろう。
- 三世因果の道理は、三世十方を貫く。
- 健太くんが奇跡的に合格を勝ち取ることができたのは、最近、三世因果の道理を信じて行動していたからだろう。
- ともこちゃんは、三世因果の道理を信じているので、かつての悪行が、自分にどうかえってくるのか不安で仕方ない。