【四字熟語】
乗桴浮海
【読み方】
じょうふふかい
「桴に乗りて海に浮かぶ」とも読む。
【意味】
世を嘆き、逃げ出すこと。
「乗桴」は、いかだを操縦する。「浮海」は、船などで海へ出ること。
【語源・由来】
いかだに乗って、陸を離れ海へ逃げるという意味から。
【典拠・出典】
『論語』「公冶長」
乗桴浮海(じょうふふかい)の使い方
勉強、勉強ってうるさく言われるから、乗桴浮海したいな。
健太くんが勉強をすれば言われなくなるわよ。
したくないんだよ。
勉強しないまま、乗桴浮海しても、生きていく知恵がなくて、健太くんは三日ともたないと思うわ。まずは勉強ね。
乗桴浮海(じょうふふかい)の例文
- ともこちゃんは理不尽な目にあって、乗桴浮海したいと思った。
- 乗桴浮海したいなと思うことが多々あるけれども、幸せな瞬間のおかげで踏みとどまっている。
- ともこちゃんは、健太くんに振られたら乗桴浮海したくなるだろうと思い、告白していない。
- 乗桴浮海したくなった健太くんのお兄さんは、今、無人島に一人で住んでいる。
- ともこちゃんは、乗桴浮海したくなった時は、海を眺めてやり過ごす。