【四字熟語】
十日一水
【読み方】
じゅうじついっすい
【意味】
細かく注意して入念に作品を完成させること。または、その作品のこと。
「一水」は、一筋の流れ。1滴の水、または酒。ひとしずく。
【語源・由来】
一つの川を描くのに、十日間かけたということから。
【典拠・出典】
杜甫「王宰畫山水圖歌」
十日一水(じゅうじついっすい)の使い方
これは緻密な絵ね。
十日一水に配慮して描いたんだよ。
へえ。大雑把な健太くんが描いたとは思えないわ。
ばれた?実は妹の作品なんだ。
十日一水(じゅうじついっすい)の例文
- ともこちゃんが描いた絵は十日一水、有名なコンクールで高く評価されました。
- 健太くんがおばあちゃんのために描いた絵は、十日一水な丁寧さを感じる絵で、今でもおばあちゃんの家の玄関に飾ってあります。
- こんな十日一水な絵を描くことができるなんて、健太くんはギフテッドなんじゃないか。
- 十日一水のその作品は、一目見て購入する決心がついた。
- ともこちゃんは、十日一水を心がけて絵を完成させた。