著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

雪上加霜【せつじょうかそう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
雪上加霜

【読み方】
せつじょうかそう

「雪上霜を加う」とも読む。

【意味】
多すぎるほどあるうえに、また同じようなものを加えること。

【語源・由来】
「雪上」は、雪の上。「加霜」は、ここでは、雪の白に霜の白を加えるという意味。

【典拠・出典】
景徳伝灯録』「八」

雪上加霜(せつじょうかそう)の使い方

健太
景気が悪いところに、感染症が蔓延するなんて、雪上加霜だよね。
ともこ
この国はどうなるのかしらね。
健太
僕たち若者が明るい未来を描けない国なんて駄目だと思うんだ。
ともこ
そうね。じゃあ、私たち若者の手で政治を変えないとね。

雪上加霜(せつじょうかそう)の例文

  1. バブル崩壊で苦しんでいるところに、消費税増税なんて、まさに雪上加霜だ。
  2. 会社の経営が傾いているところに、大黒柱の病気で、泣きっ面に蜂というか、雪上加霜というか。
  3. 寝坊した朝に限って、電車が遅れていて雪上加霜だ。
  4. 病気で苦しんでいるうえに、医療費が高くなり雪上加霜、貧しくなる一方だ。
  5. 健太くんは、弱り目に祟り目、雪上加で苦しんでいる。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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