著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

泰山圧卵【たいざんあつらん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
泰山圧卵

【読み方】
たいざんあつらん

「泰山卵を圧す」とも読む。

【意味】
非常にたやすいことのたとえ。強い者が弱い者を圧倒することのたとえ。

【語源・由来】
「泰山」は、中国の名山。高く大きな山。「圧卵」卵に圧をかけること、卵をつぶすこと。

【典拠・出典】
蘇武集

泰山圧卵(たいざんあつらん)の使い方

健太
ともこちゃーん。昨日のバスケットボールの試合を見た?
ともこ
見たわよ。泰山圧卵の勢いでアメリカの勝利だったわよね。
健太
体格差がありすぎるよね。
ともこ
そうね。アメリカの選手はゴールを外しようがないくらい身長が高いわよね。

泰山圧卵(たいざんあつらん)の例文

  1. ともこちゃんと競うだなんて泰山圧卵、一瞬で勝負が決まるよ。
  2. 空手の有段者の健太くんと戦うのは、まさに泰山圧卵で勝負するまでもない。
  3. 健太くんのクラスは、泰山圧卵の勢いで勝利しました。
  4. 新設校が優勝候補の強豪校を泰山圧卵の勢いで破り、観客は度肝を抜かれました。
  5. ともこちゃんは、泰山圧卵の勢いで勝ちをおさめ健太くんを圧倒しました。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

四字熟語の逆引き検索



error: 右クリックは無効です。