著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

拓落失路【たくらくしつろ】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
拓落失路

【読み方】
たくらくしつろ

「拓落して路を失う」とも読む。

【意味】
落ちぶれて失意の底にあること。また、しりぞけられて出世の道を失うこと。

【語源・由来】
「拓落」は役人などが落ちぶれるさま、不遇なさま。「失路」は出世の道を失うこと。

【典拠・出典】

拓落失路(たくらくしつろ)の使い方

ともこ
健太くんのお兄さんは元気?
健太
拓落失路の人となったから、あんまり元気じゃないね。
ともこ
まだ若いんだからやり直すチャンスはたくさんあるわよ。
健太
そうだね。明るい未来が待っているといいな。

拓落失路(たくらくしつろ)の例文

  1. 健太くんは、事業に失敗し拓落失路の人となった。
  2. 上司と反りが合わなかった健太くんは、拓落失路の人になった。
  3. 出世街道まっしぐらだった健太くんは、どこで躓いたのか、今や拓落失路の人だ。
  4. 後ろ盾を失った健太くんの心は、拓落失路の嘆きでいっぱいです。
  5. 六本木界隈で有名人だった健太くんは、最早、拓落失路の人となった。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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