【四字熟語】
塗炭之苦
【読み方】
とたんのくるしみ
【意味】
耐えがたい苦痛。またきわめて厳しく、苦しい境遇にあるたとえ。
【語源・由来】
「塗炭」は、泥にまみれることと、炭火で焼かれること。
【典拠・出典】
『書経』
塗炭之苦(とたんのくるしみ)の使い方
健太くん。勉強しないと大変な目に遭うわよ。
大丈夫だよ。勉強しなくても父さんの経営する学校に入学すればいいし、就職だって、父さんの会社に就職すればいい。
一度、塗炭之苦を味わえばいいんだわ。
僕のようなお金持ちが塗炭之苦を味わうわけがないよ。あはは。
塗炭之苦(とたんのくるしみ)の例文
- 震災から10年経つが、塗炭之苦にあえいでいる人たちがそこにはいる。
- バブルが崩壊して塗炭之苦を味わった健太くんは、怖くて不動産に手が出せない。
- 健太くんは、悪いことが続いて塗炭之苦を味わったので、お祓いに行くことにしました。
- 国民が塗炭之苦を味わっていることを政府関係者は知るべきです。
- このままでは、万民が塗炭之苦に陥ることになるでしょう。