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烏白馬角【うはくばかく】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語・英語訳)

烏白馬角

烏白馬角の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳)

意味

【四字熟語】
烏白馬角

【読み方】
うはくばかく

【意味】
ありえないこと。絶対にあるはずがないこと。

四字熟語の博士
「烏白馬角」という四字熟語は、現実には存在しない、つまり絶対にあり得ないことを指すんだよ。
烏が白いとか、馬に角が生えるという、ありえない状況からきているんだ。
助手ねこ
それって「絶対にありえへんこと」を意味するんやな。
カラスが白くなるなんて、馬に角が生えるなんて、考えただけでも笑えるわ。
これは、「ほんまにあり得ないこと」を示す言葉やな。

【語源・由来】
「烏白」頭の白いカラス「馬角」ツノの生えた馬、共に現実には存在しない動物であることから。

【典拠・出典】
論衡』「感虚」

【類義語】
亀毛兎角(きもうとかく)
兎角亀毛(とかくきもう)
・荒唐無稽(こうとうむけい)

【英語訳】
that cannot be
impossible

例文
It is out of the bounds of possibility.
それは、ありえないことだ。

烏白馬角(うはくばかく)の解説

カンタン!解説
解説

「烏白馬角」とは、二つの部分、「烏白」と「馬角」に分けられるよ。

まず、「烏白」は、「烏」がカラス、そして「白」が白色を意味するんだ。通常、カラスは全身黒色だけど、「烏白」とは、頭だけ白いカラスを指すんだ。でも、本当の世界には、頭だけ白いカラスなんていないよね。だから、「烏白」は、実際には存在しない、とても珍しい、またはありえないことを示す表現なんだ。

次に、「馬角」は、「馬」が馬を、そして「角」が角を意味するよ。一般的に、馬には角がないよね。しかし、「馬角」は、角が生えた馬を表しているんだ。でも、実際の世界には、角が生えた馬なんて存在しないよね。だから、「馬角」も、実際には存在しない、とても珍しい、またはありえないことを示す表現となるんだ。

そこで、「烏白馬角」全体としては、「あり得ないこと」または「実現不可能なこと」を強く表現する四字熟語となるんだよ。例えば、「烏白馬角な話」って言ったら、「まったくあり得ない話」、「信じられないような話」っていう意味になるんだよ。

烏白馬角(うはくばかく)の使い方

健太
今回の漢文の試験、満点だった。学年一位だってさ。
ともこ
またまた、私を騙そうったってそうはいかないわよ。あんたが満点?学年一位?そんなの烏白馬角、絶対ありえないって。しかも、今回の漢文の試験は結構難しかったじゃない。
健太
ひどいなあ、なんで絶対ありえないんだよ。
ともこ
今まで赤点ばっかり取ってた人が満点なんて、誰が信じるって言うのよ。

烏白馬角(うはくばかく)の例文

例文
  1. 100年前には今のような生活は想像できなかっただろう。道路には車が溢れ、コンピュータを使うことが当たり前になり、インターネットで世界が繋がるなんて言われたところで烏白馬角、ほとんどの人が信じることができなかったに違いない。
  2. 科学技術が世の中に受け入れられるにはタイミングも重要だ。エジソンが電気を発明した頃、テスラは今や主流となった交流電流の研究をしていた。しかし送電線のインフラさえない時代に電気を無線で送るなど烏白馬角なこととされ、資金援助を受けられずに消えていくこととなった。
  3. 君はさっきから一体何を言っているんだ。そんな烏白馬角なことができるわけないだろう。もう一度頭を冷やして考え直してきなさい。もっと顧客に受け入れられるような現実的なアイディアでなければ聞く耳は持たん!

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