著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

独立独行【どくりつどっこう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
独立独行

【読み方】
どくりつどっこう

【意味】
他人にたよらず、自力で自分の信じるところを行うこと。

【語源・由来】
「独立」は、他の力を借りないこと。「独行」は、他人に頼らず自分の力だけで行うこと。また、自らの信念を守り、世俗に左右されないこと。

【典拠・出典】

【類義語】
一国一城(いっこくいちじょう)
・自存独立(じそんどくりつ)
・独立自全(どくりつじぜん)
独立自尊(どくりつじそん)
・独立自存(どくりつじそん)
独立独歩(どくりつどっぽ)

独立独行(どくりつどっこう)の使い方

ともこ
健太くんの将来の夢は?
健太
何も考えていないよ。最悪の場合、父さんの会社に就職するよ。
ともこ
独立独行の精神はないの?
健太
大富豪に生まれたからには、この立場を活用しないとね。

独立独行(どくりつどっこう)の例文

  1. すねかじりの身で何を言う、独立独行できるようになってから文句を言いなさい。
  2. ともこちゃんは独立独行の人間なので、他人の力に頼らない。
  3. 健太くんは、コネを使わず自力で這いあがった独立独行の人です。
  4. 美大に進むことを反対された健太くんは、独立独行で、美大に入学し卒業までした。
  5. ともこちゃんは、独立独行でここまで会社を大きくした。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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