【四字熟語】
無為徒食
【読み方】
むいとしょく
日本漢字能力検定
4級【意味】
何もしないで、ただ無駄に毎日を過ごすこと。意味もなく時間を費やすこと。
「無為」は何もせず、人の手を用いないこと。「徒食」は働くこともせず、無駄に日を送ること。
【類義語】
・酔生夢死(すいせいむし)
・走尸行肉(そうしこうにく)
・徒食無為(としょくむい)
・飽食終日(ほうしょくしゅうじつ)
・遊生夢死(ゆうせいむし)
無為徒食(むいとしょく)の使い方

健太くんのお兄さんは大学生なの?

違うよ。無為徒食だよ。

つまり、それは、ニートってこと?

そうだよ。受験に失敗してから引きこもっているんだよ。受験で人生が決まるわけじゃないのにねえ。
無為徒食(むいとしょく)の例文
- 地道な労働のよろこびが感じられたので、無為徒食というものが、どれ程人間を駄目にするかわかりました。
- 父が残した不動産の家賃収入があるので、無為徒食でぶらぶらとして過ごしています。
- 両親からは無為徒食と思われているようだけれども、僕は小説家を目指して日々、原稿を書き続けています。
- 彼女の職業は家事手伝い、つまり無為徒食の優雅なお嬢様です。
- 健太くんは、周りに人間休業を宣言して、無為徒食の一年を過ごしたことがあります。