【四字熟語】
煩悩具足
【読み方】
ぼんのうぐそく
【意味】
心をわずらわし、身を悩ませる欲望が備わっていること。
【語源・由来】
「煩悩」は、心身を迷わせる欲望。心の迷い。「具足」は、備わっていること。
【典拠・出典】
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【類義語】
・意馬心猿(いばしんえん)
・心猿意馬(しんえんいば)
・百八煩悩(ひゃくはちぼんのう)
煩悩具足(ぼんのうぐそく)の使い方
ともこちゃんは優秀で先生からの信頼が厚くていいね。
そんなことないわよ。
きっと順調にエリートコースを歩むんだろうね。
そんなことないって。私は煩悩具足の凡人だもの。上には上がいるものよ。
煩悩具足(ぼんのうぐそく)の例文
- 健太くんは、煩悩具足を備えているため、悩み多き青年です。
- 煩悩具足の凡夫の身では、この迷いや悩みは止められない。
- 仏によって救われるのは、煩悩具足の凡夫だと自覚した者だけだ。
- 煩悩具足のともこちゃんは、修行によって、妄念にとらわれないようになった。
- 悩みから解放されるために、煩悩具足の凡夫である健太くんは、熱心に念仏を唱えます。