一酔千日の意味(語源由来・出典・英語訳)
【四字熟語】
一酔千日
【読み方】
いっすいせんにち
【意味】
少し飲んでひと酔いしただけで心地よく千日も眠ると言う意味から、とっても美味しいお酒のたとえ。
ええっと、これは「少しの酒で、とっても長い間、幸せな気持ちになる」ってことやな。
たった一杯で、何日も眠ったような気分になれるくらい、最高の酒やね!
これは、「ちょっとの幸せで長く楽しむ」って感じの言葉なんやな。
たった一杯で、何日も眠ったような気分になれるくらい、最高の酒やね!
これは、「ちょっとの幸せで長く楽しむ」って感じの言葉なんやな。
【語源由来】
とても強い酒を買い飲んだところ、気持ちよくなり眠ってしまうとそのまま千日眠ってしまった。家族はそれを死んだものと思って葬ってしまったが、墓から棺をだすと大きなあくびをして目を覚ましたと言う中国の故事から。
【典拠・出典】
『博物志』「一○」
【英語訳】
one drink and sleep thousand days
英語例文
このお酒は一酔千日だ。
This alcohol is so good that one drink could make you sleep thousand days.
このお酒は一酔千日だ。
This alcohol is so good that one drink could make you sleep thousand days.
一酔千日(いっすいせんにち)の解説
カンタン!解説
「一酔千日」っていうのは、すごくおいしい酒のたとえだよ。少し飲んだだけで、すっごく気持ちよくなって、なんと千日もぐっすり眠っちゃうくらいの酒のことを指すんだ。
昔、劉玄石っていう人が、すごく強い「千日酒」という名前の酒を探して酒屋に行ったんだ。でも、酒屋の人は、この酒の飲む量の注意点を教えるのを忘れてしまった。で、千日後に気付いて玄石さんの家を訪ねると、家の人たちは彼が酒で寝てるのを、実は死んでしまったと勘違いして、彼を埋めてしまったんだ!
だから、彼の墓を掘り返して棺桶を開けたら、驚くことに、彼は大きなあくびをして、目を覚ましたんだよ。これが「一酔千日」の由来の話なんだ。
このお話の出どころは、「博物志」という本に書かれているんだよ。
一酔千日(いっすいせんにち)の使い方
ともこちゃん、今夜ひま?よかったら一緒に飲みに行かない?
どうしたの?珍しいわね!すごく行きたいんだけど、仕事が終わらないのよ。。せっかく誘ってくれたのにごめんね。
仕事溜まってるんだ!それじゃ手伝ってあげるよ。だから終わったら行こうよ。一酔千日のお酒が飲めるお店見つけたんだ!
本当!ありがとうー。すぐに終わらせて行こう!
一酔千日(いっすいせんにち)の例文
- 私の父はとてもお酒の好きな人だった。このお酒を一酔千日だと言っていつも飲んでいた。
- ちょうど新潟からいい酒が入った。今夜はみんなにつまみを持って来させて、仲間を集めて、この一酔千日の美酒で一杯やろう。
- 昨日飲んだ酒はとっても美味しかった。二日酔いにもならないで、昼過ぎまで気持ちよく寝てしまった。まさに一酔千日のような酒だった、そんな酒を飲んだのは久しぶりだ。
- 一酔千日の酒というがそんなものに出会ったことがない。死ぬまでに一度はそんなにうまい酒を飲んでみたいものだ。
- みんなで酒が飲めるのはとても楽しい。若い頃は高価な一酔千日のお酒なんてとても買えないから安い酒を飲んで騒いでいたが、今思えばあれはあれでうまかったし楽しかった。
少し飲むだけで長い時間幸せな気持ちになるということを伝えているんだ。