千載一遇の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳)
【四字熟語】
千載一遇
【読み方】
せんざいいちぐう
「せんさい」と読まないように気をつけよう
【意味】
滅多に訪れそうもないよい機会。二度と来ないかもしれないほど恵まれた状態。
つまり、「めちゃくちゃレアなチャンス」ってことやな。
千年に一度しか出会えへんくらいのビッグチャンスのことやな。
これは、「大事なチャンスを逃さないように」って教えてくれる言葉やで。
千年に一度しか出会えへんくらいのビッグチャンスのことやな。
これは、「大事なチャンスを逃さないように」って教えてくれる言葉やで。
【語源・由来】
「載」は「年」に同じ。「一遇」は一度出会う。「遇」は思いがけず出くわす。千年に一度偶然訪れるくらいの機会という意味。
【典拠・出典】
『文選』王褒「四子講徳論」
【類義語】
・盲亀浮木(もうきふぼく)
・空前絶後(くうぜんぜつご)
・千載一会(せんざいいちえ)
・千載一合(せんざいいちごう)
・千載一時(せんざいいちじ)
・曇華一現(どんげいちげん)
【英語訳】
a golden rare opportunity
a chance of a lifetime
a thing happen once in a lifetime
例文
これは千載一遇のことだ。
Such a good thing will rarely repeat itself.
これは千載一遇のことだ。
Such a good thing will rarely repeat itself.
千載一遇(せんざいいちぐう)の解説
カンタン!解説
「千載一遇」っていうのは、めったに訪れない、すごくラッキーな機会のことを指すんだよ。
それはもしかしたら二度と来ないかもしれない、そんな特別な機会を意味するんだ。
「載」っていうのは、「年」のことを言うんだよ。
「一遇」は一度出会う、つまり、「遇」っていうのは思いがけなく出会うっていう意味があるんだ。
だから、「千載一遇」は「千年に一度、偶然訪れるような機会」っていう意味になるんだ。
例えば、「千載一遇の好機」って言ったら、ものすごくラッキーなチャンスが巡ってきた、という意味になるんだ。
この言葉の出どころは、王褒が書いた「文選」っていう本の中の「四子講徳論」っていう部分から来ているんだよ。
千載一遇(せんざいいちぐう)の使い方
おめでとう!今度の芝居の主役に抜擢されたって?
ありがとう!そうなんだよ、苦節…何年だろう?やっと俺にも運が向いてきたんだ。
ずっと頑張ってきたものね。初日には花束持って駆けつけるからね。しっかりやるのよ!
おう!千載一遇のチャンスだ、絶対ものにしてやるさ。
千載一遇(せんざいいちぐう)の例文
- 何を迷っているんだ、このような千載一遇のチャンスはまたとないことなのに。
- あれに見えるは父の仇、神仏は我に味方しているのだ。千載一遇のこの機会、逃してなるものか。
- 思い返してみればあの時、一歩踏み出す勇気がなかったことが今のこの状態の原因なのだろう。千載一遇のチャンスを逃してしまったんだ。
千載一遇の文学作品などの用例
- 行基の側も同様、すかさず千載一遇の好機を民衆の救いのために利用したのだと解釈している。<杉本苑子・決断のとき>
これは、まさに千年に一度しか出会えないほどの大きな機会という意味だね。