著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

満城風雨【まんじょうふうう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
満城風雨

【読み方】
まんじょうふうう

【意味】
町全体が風雨に見舞われること。また、事件などが町中に知れ渡り、各地で騒ぎになること。

【語源・由来】
「城」は、中国では、壁で囲んだ都市の意。「風雨」は、風と雨。

【典拠・出典】
冷斎夜話』「四」

満城風雨(まんじょうふうう)の使い方

健太
ナイフを持った男が、この町で逃走中という噂で満城風雨となっているよ。
ともこ
それ本当なの?
健太
本当らしいよ。さっき、パトカーを何台も見かけたよ。
ともこ
怖いわね。

満城風雨(まんじょうふうう)の例文

  1. 満城風雨となってはいけないから、まだマスコミには公表するな。
  2. 彗星が地球に衝突するという噂で、満城風雨となっています。
  3. 町の人たちの知る所となり、町は、満城風雨のパニック状態です。
  4. 化学工場が爆発し、危険なガスが流出したという噂で満城風雨、蜂の巣をつついたような騒ぎです。
  5. 満城風雨となっている町で、人々を落ち着かせるために警察官が出動しました。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

四字熟語の逆引き検索



error: 右クリックは無効です。