【四字熟語】
満城風雨
【読み方】
まんじょうふうう
【意味】
町全体が風雨に見舞われること。また、事件などが町中に知れ渡り、各地で騒ぎになること。
【語源・由来】
「城」は、中国では、壁で囲んだ都市の意。「風雨」は、風と雨。
【典拠・出典】
『冷斎夜話』「四」
満城風雨(まんじょうふうう)の使い方
ナイフを持った男が、この町で逃走中という噂で満城風雨となっているよ。
それ本当なの?
本当らしいよ。さっき、パトカーを何台も見かけたよ。
怖いわね。
満城風雨(まんじょうふうう)の例文
- 満城風雨となってはいけないから、まだマスコミには公表するな。
- 彗星が地球に衝突するという噂で、満城風雨となっています。
- 町の人たちの知る所となり、町は、満城風雨のパニック状態です。
- 化学工場が爆発し、危険なガスが流出したという噂で満城風雨、蜂の巣をつついたような騒ぎです。
- 満城風雨となっている町で、人々を落ち着かせるために警察官が出動しました。