著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

無能無策【むのうむさく】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
無能無策

【読み方】
むのうむさく

【意味】
何の対策もなく、何もできないこと。

【語源・由来】
「無能」は、なにもすることができないこと。無能力。「無策」は、対策がないこと。策略がないこと。

【典拠・出典】

【類義語】
無為無策(むいむさく)
・無策無為(むさくむい)

無能無策(むのうむさく)の使い方

ともこ
健太くん。試験の対策はできているの?
健太
無能無策なんだ。
ともこ
試験は来週よ。これがだめだったら進級できないのよ。
健太
最後の頼みの綱、鉛筆を転がすよ。

無能無策(むのうむさく)の例文

  1. 老舗の暖簾に胡坐をかいて、無能無策だった経営陣を排除する。
  2. 政治家の無能無策のせいで国民が苦しんでいる。
  3. 水際の感染症対策の無能無策ぶりに批判が集まった。
  4. 無能無策で手を拱いている。
  5. 今の首相は、無能無策のワクチン一本打法と言われている。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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