【四字熟語】
明目張胆
「目を明かにし胆を張る」と訓読する。
【読み方】
めいもくちょうたん
【意味】
恐れることなく、思い切って事に当たること。また、はばかることなく、公然と物事をやってのけること。
【語源・由来】
「明目」は目を見張って、よく物を見ること。「張胆」は肝を張る、勇気を奮って事に当たる意味。後世には、よくないことを公然とするときに多く用いるようになった。
【典拠・出典】
『晋書』「王敦伝」
【類義語】
・大胆不敵(だいたんふてき)
明目張胆(めいもくちょうたん)の使い方
みんなの修学旅行費が先生に横領されていたんだって。
ずっと気が付かなかったの?
明目張胆に不正を働くもんだから、誰も気が付かなかったんだよ。
生徒のお金を盗るなんて許せないわね。
明目張胆(めいもくちょうたん)の例文
- その泥棒は、明目張胆に盗みを働く。
- 明目張胆に犯罪をする人は、挙動不審じゃない分、警察に気付かれにくい。
- 白昼堂堂、明目張胆にダイヤモンドを盗み去った。
- 怪盗Xは、警察をばかにしたように明目張胆に予告上の通り盗みを成功させる。
- 明目張胆に人をだます極悪人だ。