著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

文字寸半【もじきなか】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
文字寸半

【読み方】
もじきなか

【意味】
少しばかりの金。また、わずかなもの。一文半銭。

【語源・由来】
「文字」は一文銭の表に書かれた字。「きなか」は一文銭の直径1寸の半分の意。

【典拠・出典】

文字寸半(もじきなか)の使い方

ともこ
健太くんため息なんてついてどうしたの。
健太
お小遣いをもらえるまであと三週間あるのに、文字寸半しかなくてため息をついていたんだ。
ともこ
無駄遣いしたんじゃないの?
健太
気になる漫画を全巻セットで買ってしまったんだよね。ああ、やめておけばよかった。

文字寸半(もじきなか)の例文

  1. 財布の中には文字寸半しかないが、電子マネーで支払える。
  2. 健太くんの中に文字寸半でも良心が残っていればいい。
  3. ポケットの中に文字寸半があるが、ともこちゃんの家までの電車賃にはならない。
  4. 健太くんのお財布の中身は文字寸半で誰も盗まないだろう。
  5. 文字寸半でも希望があるならいい。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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