著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

有口無行【ゆうこうむこう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・対義語)

【四字熟語】
有口無行

【読み方】
ゆうこうむこう

【意味】
口先からの出まかせばかりで、実行が伴わないこと。

【語源・由来】
「有口」は口ばかりが達者なこと。やかましいこと。「無行」は実行がないこと。

【典拠・出典】
後漢書』「史弼伝」

【対義語】
不言実行(ふげんじっこう)

有口無行(ゆうこうむこう)の使い方

ともこ
国民のために消費税を撤廃しますって言ったのにー。
健太
演説でそう言っていたから、投票したのにー。
ともこ
当選して一年経つのに、消費税を撤廃しないなんて、有口無行だわ。
健太
詐欺だ。リコールしてやる。

有口無行(ゆうこうむこう)の例文

  1. 宿題をやるといって、やらずに夏休みの最終日を迎える健太くんは、まさに有口無行の人だ。
  2. 有口無行な健太くんに誰がついていくというのだろうか。
  3. 有口無行な社長の会社は信用できない。
  4. 国会には有口無行な政治家ばかりだ。
  5. 言っていることは立派なのに、有口無行じゃたちが悪い。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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