【四字熟語】
桑原桑原
【読み方】
くわばらくわばら
【意味】
雷鳴の時、落雷を避ける呪文として用いる語。また、一般に忌まわしいことを避けるためにも言う。
【語源・由来】
雷神があやまって農家の井戸に落ちた時、農夫は蓋をして天に帰らせなかった。雷神は、自分は桑樹を嫌うから、桑原桑原と唱えるならば再び落ちまいと答えたとの伝説に基づくという。
【典拠・出典】
-
桑原桑原(くわばらくわばら)の使い方
空が光ったよ。桑原桑原ー。
すごい雷ね。
ともこちゃんも桑原桑原って唱えないと、雷様が落ちてくるよ。
それは大変。桑原桑原。
桑原桑原(くわばらくわばら)の例文
- よくないことが起きなければいいが、桑原桑原。
- 雷鳴がとどろいて、ともこちゃんはすかさず桑原桑原と唱えた。
- 桑原桑原と唱えて祟りを祓った。
- 怨霊の怒りに、身に覚えがある健太くんは、桑原桑原とつぶやきおびえていた。
- 写真を撮ると、命も取られると思っているおばあちゃんは、記念撮影中、桑原桑原と唱えていた。