佳人薄命の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳)
【四字熟語】
佳人薄命
【読み方】
かじんはくめい
【意味】
美人はとかく薄幸であること。美人は美しく生まれついたため数奇な運命にあって、とかく幸せな一生が送れないものであること。また、美人はとかく短命であること。立派な人について言う場合もある。
見た目が美しい人ほど、どうも運が悪かったり、生きてる間が短かったりするっていう話やな。
それって、「見た目だけでは人生を判断できへん」ってことを教えてくれるんかもしれへんな。
【語源由来】
「薄命」は不運のこと。運命に恵まれないこと。また、短命の意にも用いる。
【典拠・出典】
蘇軾「薄命佳人」
【類義語】
・紅顔薄命(こうがんはくめい)
・才子多病(さいしたびょう)
・美人薄命(びじんはくめい)
【英語訳】
The fairest flowers soonest fade.
Beauty and long life seldom go hand in hand.
Beautiful women are liable to misfortune.
God takes soonest those he loveth best.
(Those) Whom the gods love die young.
佳人薄命(かじんはくめい)の解説
「佳人薄命」っていうのは、美しい人が、なぜか運命に恵まれない、つまり、不運に見舞われることが多いっていう考え方を表すんだよ。具体的には、美しい人がなんだかんだと困難に見舞われたり、幸せに生きていけないことが多い、とか、美しい人が意外と短命だったりする、という意味だよ。
「薄命」っていうのは、運が良くない、つまり不運のことを指すんだ。それから、生命が短い、つまり短命のことも表すんだよ。
例えば、とても美人な人が幸せに見えるけど、実は色々な問題を抱えていたり、思わぬところで問題が起きてしまったりする。そんな意味合いを含んでいるんだ。また、立派な人、つまりすごい人についても同じように使うことがあるんだよ。
ちなみに、「佳人薄命」っていう言葉は、蘇軾っていう人が書いた「薄命佳人」という詩から来ているんだよ。
佳人薄命(かじんはくめい)の使い方
佳人薄命(かじんはくめい)の例文
- 佳人薄命という言葉にあるように、僕の妻は非常に美人だったが、若くして亡くなった。
- 佳人薄命という言葉があるのだが、うちの娘は相当な器量よしだから心配である。
- 佳人薄命という言葉があるように、我が家では、子孫を残すために、我が強い、美しくない嫁をもらえという家訓がある。
- 佳人薄命という言葉の通り、私の祖母は、相当美しい人だったが、母を生んですぐ亡くなったらしい。
- 佳人薄命というから、君は長生きしそうだね。
また、それは美人が長生きできないとも解釈されることもあるんだ。