【四字熟語】
才子多病
【読み方】
さいしたびょう
【意味】
才能のあるすぐれた人は、とにかく体が弱くて病気がちだということ。
【語源・由来】
「才知(さいち)」とは、才能のあるすぐれた人ということ。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・佳人薄命(かじんはくめい)
・美人薄命(びじんはくめい)
【英語訳】
Talented people tend to be of delicate constitution.
Men of genius tend to be of delicate health.
Whom the gods love die young.
才子多病(さいしたびょう)の使い方
ともこちゃんは、この本を読んだことがあるかい?
とても感動的なお話よね。作者は、とても才能にすぐれていたけれど、体が弱くて入院中に書いた作品も多かったらしいわ。
そんなことを感じさせないお話が多いから、驚いてしまうね。
才子多病ということかしらね。
才子多病(さいしたびょう)の例文
- この時代の作家は、才子多病だという人が多かったようだ。これほどの才能に恵まれているのに、若くして命を落としてしまったことは、とても悔やまれる。
- 才子多病だと言われても、彼女にはもっと作りたい作品があっただろうと思うと、悔やんでも悔やみきれない。
- 彼女は才子多病で、美人薄命だった。もっと話をしてみたかったと、今でもよく思い出す。
- 今でも読む人の心を掴んで離さない作品を書いた彼は、才子多病で若くして亡くなった。時代を越えてもなお、愛される作品を残すことができて、きっと喜んでいるだろう。
まとめ
才能があっても、体が弱かったり、病気がちだったりしては、とても悲しいことではないでしょうか。
体が強くても、病気を患っていなくても、日々を大切に過ごすということを、心がけて生活したいものですね。