【四字熟語】
科挙圧巻
【読み方】
かきょあっかん
【意味】
試験で最も優秀な成績を収めること。
【語源由来】
「科挙(かきょ)」とは、中国隋(ずい)の時代に制度として確立した、官吏登用試験のこと。「巻(かん)」とは、答案用紙という意味。「圧巻(あっかん)」とは、最も優秀な答案(巻)を、他の答案用紙の上に載せたことから出た言葉。
最もすぐれたものが、一番上にあって、他の答案を圧することが転じて、書物や演劇などの中の部分で最もすぐれている部分や、詩文などで多くの作品の中の最もすぐれている作品のことをいう。
【典拠・出典】
『文章弁体』
【英語訳】
A portion most outstanding in the whole.
科挙圧巻(かきょあっかん)の使い方
テストの結果が廊下に張り出されていたよ。
これから一緒に見に行きましょう。
ともこちゃんが一位だよ。科挙圧巻するなんて、すばらしいことだよ。
ありがとう。うれしいわ。勉強をがんばってよかった。
科挙圧巻(かきょあっかん)の例文
- 彼は科挙圧巻して入学したらしいが、その学力には目を見張るものがある。
- 彼女はとてもむずかしいと言われている試験で、科挙圧巻したと聞いて驚いてしまった。
- 兄は遊びもせずに、毎日朝から晩まで勉強をしていたことで、科挙圧巻したと聞いた。努力して結果を残すことができた兄を尊敬する。
- 友人に誘われて軽い気持ちで受けた試験の結果が、科挙圧巻だと聞いて腰を抜かしてしまった。
まとめ
科挙圧巻というように、試験で優秀な成績を収めるということは、とてもすばらしいことですね。
優秀な成績を収めるためには、やはりたくさんの努力が必要なのではないでしょうか。
勉強を続けるのということは、簡単なことではありませんね。しかし、いつまでも勉強という努力をし続けたいものですね。