【四字熟語】
嘉言善行
【読み方】
かげんぜんこう
【意味】
よい言葉と、立派な行いのこと。
【語源・由来】
「嘉言(かげん)」とは、人生の戒めとなる、よい言葉という意味。「善行(ぜんこう)」とは、立派な行いという意味。
【典拠・出典】
-
【英語訳】
good words and good deeds.
嘉言善行(かげんぜんこう)の使い方
彼の言葉には、とても説得力があるだけじゃなくて、日頃の行いも良いから信用してしまうわね。
そうだね。困っている人を見ると、すぐに手を貸したり、元気のない人には、優しい言葉をかけたりしているよね。
彼は、嘉言善行をしているのね。
ぼくも、彼のようになりたいと思うよ。
嘉言善行(かげんぜんこう)の例文
- 嘉言善行を目標にしているけれど、簡単にできることではない。
- 普段の自分の行いについて棚に上げて、嘉言善行のことばかり話されても、ちっとも心に響かない。
- ぼくの先生は、嘉言善行を心がけていて、尊敬すべきところばかりだ。
- 嘉言善行を心がけなさいと、祖父にいつも言われているけれど、なかなかむずかしいことだ。
- 嘉言善行ということが、身についているなんて、彼はどんな育ち方をしてきたのだろう。
まとめ
嘉言善行というように、立派な言葉やよい行いというものは、すぐに身につくものではないのかもしれません。
迷ったり、悩んだりすることをくり返しながら、いろいろなことに気づいたり、学んだりすることで、立派な行いができるようになるのではないでしょうか。
人生とは困難なことも多いかもしれませんが、素直な心を持って人の話に耳をかたむけたり、教訓を受け入れてくり返さないようにすることで、平穏に暮らすことができるのではないでしょうか。
人生の戒めとなる言葉を大切にすることで、立派な行いができるようになりたいものですね。