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寡頭政治【かとうせいじ】の意味と使い方や例文(語源由来・英語訳)

【四字熟語】
寡頭政治

【読み方】
かとうせいじ

【意味】
少数の者が権力をにぎって行う独裁的な政治。

【語源・由来】
「寡」は少ない意。「寡頭」は少人数の支配者をいうことから。

【英語訳】
politics by a few leaders

politicsは「政治」という意味の名詞。
英文例
今の日本の政治は寡頭政治だ。Current Japanese politics is politics by a few leaders.

寡頭政治(かとうせいじ)の使い方

ともこ
今の生徒会って、いろんなことを強引に決めすぎてる気がしない?
健太
そうだね、決めた後から「決まりました」って連絡がある感じだからね
ともこ
生徒会での話し合いがうまく機能していないのよ。きっと寡頭政治になっているんだわ
健太
半年後に生徒会長の選挙があるから、その時に考えないとね

寡頭政治(かとうせいじ)の例文

  1. ナチス党によるドイツでの寡頭政治の結果が、悲惨な第二次世界大戦を招いたことを考えると、やはりきちんと議会で議論する政治でなければならないことがよく分かる。
  2. ここ20年の日本の政治の歴史を振り返ると、2回ほど与野党逆転があったものの、ほとんどが1党独裁状態にある。こうした寡頭政治は、本来避けなければならないものだが、野党が非力なためどうにもならない。
  3. ロシアではプーチン大統領を筆頭とした寡頭政治が続いているが、独裁的な政治状況は決して好ましいものではない。
  4. 世界を見渡すと、まだまだ寡頭政治を行っている国は数多く見られる。真の民主主義国家は意外と少ない。
  5. 昭和初期の日本の政治は、軍部を中心とした寡頭政治だったと言える。これが悲惨な戦争を引き起こした原因のひとつだ。

まとめ

「寡頭」は少人数の支配者をいうことから、寡頭政治(かとうせいじ)は、少数の者が権力をにぎって行う独裁的な政治を表す言葉となりました。民主的な政治は本来、国民の代表である議員による議会政治が基本ですが、それが歪むと、たやすく寡頭政治(かとうせいじ)になってしまいます。私達は日頃から、民意がきちんと政治の世界に届いているか監視して、そうでなければ選挙でしっかりと意思表示するように務めなければなりません。


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