滑稽洒脱の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
滑稽洒脱
注意 「滑稽」を「骨稽」と書くのは誤りです。
【読み方】
こっけいしゃだつ
【意味】
機知に富んだ言動や知恵で、洗練されていること。
知力に富み、巧みにおもしろく言いこなして、俗気がなくあかぬけしていてさっぱりとしているさま。
なるほどな。それって、「人の話がうまくて、新鮮で、なんか面白い」ってことやな。
ちょっとした新鮮なネタとかで、人を笑わせたり楽しませたりすることやな。
これは、「うまい話し方で人を楽しませること」を教えてくれる言葉やで。
ちょっとした新鮮なネタとかで、人を笑わせたり楽しませたりすることやな。
これは、「うまい話し方で人を楽しませること」を教えてくれる言葉やで。
【語源・由来】
「滑稽」は話しぶりが滑らかで弁舌が上手く、機知に富む言葉がすらすらと滑らかに出るさまの意味です。
また「洒脱」は俗気がなく、さっぱりとしていて洗練されていることの意味です。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・軽妙洒脱(けいみょうしゃだつ)
【英語訳】
witty
smooth-talking and polished
free,easy,and urbane
例文 彼の説法は滑稽洒脱だ。
his sermons were unpredictably witty and satirical as well as eloquent.
his sermons were unpredictably witty and satirical as well as eloquent.
滑稽洒脱(こっけいしゃだつ)の解説
カンタン!解説
「滑稽洒脱」っていうのは、とっても頭が良くて、おもしろくてスムーズに話すことができ、さらにカッコよくて洗練されている様子を言うんだよ。
「滑稽」っていうのは、頭が良くて、言葉がスラスラと自然に出てくること。「洒脱」っていうのは、カッコよくて、清潔感があることを意味するんだよ。
たとえば、「滑稽洒脱な会話」って言うときは、その会話が頭が良くて面白く、しかもすごくカッコいいってことを表してるんだよ。でも大切なのは、ただ面白いだけじゃなくて、スマートで洗練されてるってところだよ。
滑稽洒脱(こっけいしゃだつ)の使い方
国語の田中先生はいつも話し方がうまいよね。頭の回転も速いし、空気を読むのもうまいよね。
うん、他のクラスの人にも聞いたけど、どのクラスでも人気があるみたい。
気のきいた冗談も交えて授業を行うから、みんな大好きみたい。
まさに滑稽洒脱な先生だよね。僕も大好き!
滑稽洒脱(こっけいしゃだつ)の例文
- あの新刊本は滑稽洒脱な文章が受けて、人気が出ているらしい。
- あのイベントでは江戸っ子気質の滑稽洒脱な人が登場すると一気に和やかな雰囲気になった。
- 滑稽洒脱な会話が社長の本音も垣間見ることができ、社員全員のモチベーションアップにつながった。
- このタレントのテレビ番組は滑稽洒脱な味わいが支持され、視聴率が急上昇した。
- アメリカ人は一般の人でも会話にお洒落な冗談を交えて話すことができ、滑稽洒脱の素質を備えている人が多いような気がする。
滑稽洒脱の文学作品などの用例
- 間々滑稽洒脱の趣あるも、法度おのずから其の間に備わりて、少しも散漫の弊に陥らず。<高山樗牛・現代文章私見>
これは、人の話が退屈しなくて、楽しくて新鮮な感じがすることを表しているんだ。