現世利益の意味(語源由来・英語訳)
【四字熟語】
現世利益
【読み方】
げんせりやく
【意味】
仏を信仰した結果、この世で仏の恵みを受け、望みがかなうこと。
それはつまり、「今生きてるこの世で得る良いことや恵み」ってことやな。
神さまや仏さまからのプレゼントみたいなもんやろか。
毎日生きていく中で、お天道さまから頂く小さな幸せやありがたさ、それが「現世利益」なんやで。
神さまや仏さまからのプレゼントみたいなもんやろか。
毎日生きていく中で、お天道さまから頂く小さな幸せやありがたさ、それが「現世利益」なんやで。
【語源・由来】
仏教のことばで、「現世」は現在の世、この世のこと。「利益」は仏教で、仏の恵みのことから。
【典拠・出典】
-
【英語訳】
hopes come true by praying buddhism
buddhismは「仏教」という意味の名詞。
英文例
彼は最後には現世利益を得た。He got hopes come true by praying buddhism finally.
英文例
彼は最後には現世利益を得た。He got hopes come true by praying buddhism finally.
現世利益(げんせりやく)の解説
カンタン!解説
「現世利益」っていう言葉は、自分が信じている宗教や信仰に従って行動した結果、その効果が今、この世界で現れる、つまり自分の願いが叶うことを意味するんだ。
たとえば、「お金持ちになりたい」「元気になりたい」なんて願いが、自分が信じて行動した結果、現実になったときに、それを「現世利益」って言うんだよ。
この言葉は仏教でよく使われていて、「現世」っていうのは「今、この世界」っていう意味で、「利益」っていうのは「得られるもの」っていう意味だから、「現世利益」は「今、この世界で得られるもの」っていうことになるんだ。
「現世利益を願う」というと、自分の願いがこの世で叶うように祈ることを指すんだよ。だから、仏教の神社や寺では、たくさんの人たちが自分の願い事が叶うようにと祈るんだよ。
現世利益(げんせりやく)の使い方
青の洞門のお話を読んだんだけど、感動したわ
タイトルだけは聞いたことあるね、どんな内容だったの?
禅海和尚というお坊様が石工を集めて30年もかけて絶壁にトンネルを作るのよ、まさに現世利益な話だわ
30年!そりゃすごいや。ぼくも読んでみようかな
現世利益(げんせりやく)の例文
- その物語に登場する農民は、貧しいながら慎ましやかな生活を送っていた。熱心にお寺に通い、日々仏に祈りを捧げていたが、唯一の願いは娘の幸せな縁談だった。日頃の信心のおかげで、現世利益となったのは幸いだろう。
- 別に現世利益を期待しているわけではないのだろうが、うちの祖母は非常に熱心に毎日お経をあげている。
- 基本的には無信仰者が多い現代社会だが、一部の熱心な仏教信者は、毎日のようにお祈りをしている。こうした信心深い人たちには現世利益があっても良いのではないかと思う。
- 私が超難関の大学に合格できたのは、もちろん自分のがんばりもあったのだが、うちの母が毎日お祈りをしてくれたおかげの現世利益もあったのではないか、と思う。
- 唯物主義の人たちから見れば、現世利益などただの妄想だろうが、信心深い人たちからすると、十分あり得る話だ。
現世利益の文学作品などの用例
- 海へ出るなりわい故、海の神を祠るのは現世利益からいって当然だろう。<水上勉・金閣炎上>
つまり、今の世界で受ける幸運やメリットのことを指しているんだ。