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三面記事【さんめんきじ】の意味と使い方や例文(語源由来・英語訳)

三面記事

三面記事の意味(語源由来・英語訳)

意味

【四字熟語】
三面記事

【読み方】
さんめんきじ

【意味】
日本において、日刊新聞の社会面のこと。
また、政治や経済以外の記事ということ。

四字熟語の博士
「三面記事」という四字熟語は、新聞の社会面に掲載される様々なニュース記事を指すんだよ。
日々の生活に関わる様々な話題をカバーしているところから、このように呼ばれているんだ。
助手ねこ
つまり、「新聞の社会面に載る、いろんなニュース」ってことやな。
普通の生活に関わるさまざまな話題を扱っとるから、「生活に近いニュース」ってことか。
これは、「毎日の生活と世界の出来事をつなげる役割」を果たす言葉なんやで。

【語源・由来】
新聞が4ページだった頃の、第3ページが社会面だったことから。

第1、2ページ目は、政治や経済のことをあつかっていた。

【典拠・出典】

【英語訳】
human-interest stories.
local news.
police news [in a newspaper]

三面記事(さんめんきじ)の解説

カンタン!解説
解説

「三面記事」っていうのは、新聞の中で、いろんな出来事やニュースを扱っている記事のことを指すんだよ。

昔、新聞が全部で4ページだけだった頃、その3ページ目に社会の色々なニュースをまとめた記事が載せられていたんだ。だから、そのページの名前が「三面」で、そこに書かれている記事を「三面記事」と呼ぶんだよ。

この「三面記事」は、普通の人々の生活や事件、事故など、社会全般にわたる様々な話題をカバーしているんだ。だから、新聞を読んでいると、色々なニュースが一つの場所にまとまっていて、面白いんだよ。

三面記事(さんめんきじ)の使い方

ともこ
健太くんが新聞を読んでいるなんて、珍しいわね。気になる記事は、あったかしら?
健太
政治や経済は、むずかしくてよくわからないから、スポーツ面を読んでいたんだ。
ともこ
スポーツもいいけれど、せめて三面記事にも目を通してみたらどうかしら。
健太
そうだね。ちょっと、読んでみるよ。

三面記事(さんめんきじ)の例文

例文
  1. 父は毎朝新聞を読んでから出勤することが日課だ。いつも、三面記事から読んでいるようだ。
  2. 新聞を読めといわれても、難しそうでどこから読んでいいのかわからないと、兄に相談したら、三面記事を読んでみてはどうかと教えてくれた。
  3. 三面記事ばかり読んでいないで、政治や経済についてもっと勉強しなさいと、祖父に叱られた。
  4. これは、三面記事に載りそうな事件だと思い、すぐに取材を始めた。
  5. ずっと同じ話題が、三面記事をにぎわせているようだ。驚くようなスキャンダルだったけれど、一体いつまで続くのだろう。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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