前途多難の意味(語源由来・類義語・対義語)
【四字熟語】
前途多難
【読み方】
ぜんとたなん
【意味】
これから先に多くの困難や災難が待っていること。これから先多くの困難や災難が待っているさま。また、待っているだろうことが予期されること。
そうなんや。つまり、「ゴールまでがんばればいいけど、それが超難しい」ってことやな。
これから先、いろんな問題にぶつかるかもしれへんけど、それでもがんばらなあかんっていう意味なんやな。
これは、「困難が待ち受けてても、それを乗り越えて進む大切さ」を教えてくれる言葉やで。
これから先、いろんな問題にぶつかるかもしれへんけど、それでもがんばらなあかんっていう意味なんやな。
これは、「困難が待ち受けてても、それを乗り越えて進む大切さ」を教えてくれる言葉やで。
【語源・由来】
「前途」は将来、目標までの今後の道のり。「途」は道のり。「多難」は困難や災難の多いさま。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・暗雲低迷(あんうんていめい)
・前途遼遠(ぜんとりょうえん)
【対義語】
・前提万里(ぜんていばんり)
・前途有望(ぜんとゆうぼう)
・前途洋洋(ぜんとようよう)
前途多難(ぜんとたなん)の解説
カンタン!解説
「前途多難」っていうのは、これから先に、いっぱいの問題や困難が待っている状態を表すんだ。それか、これから起きそうな問題を予想するときにも使うよ。
「前途」っていうのは、これからの未来や、目指している目標までの道のりのこと。「途」っていうのは、「道のり」っていう意味だよ。「多難」っていうのは、問題や困難がたくさんある状態のことだよ。
例えば、「前途多難の様相を呈する」って言うと、これから先に多くの問題や困難が待っていそうな状態になっている、っていう意味になるんだ。つまり、これからが大変そうだってことを表しているんだよね。
前途多難(ぜんとたなん)の使い方
ともこちゃんも、一緒に仲間に入らないかい?
あら、健太くん。一体なにを始めるの?
これから僕たちは、日本一を目指す野球チームを作ろうと思って、まずメンバーを集めているんだ。
夢を大きく持つことは良いことだけれど、前途多難だと思うわ。
前途多難(ぜんとたなん)の例文
- これから前途多難が待ち受けていても、きっと乗り越えてみせようと思う。
- 始めからこれほどの問題が発生するなんて、前途多難を暗示しているように思えてならない。
- 彼女に思いを寄せているのはわかるけれど、両想いになりたいなんて、きっと前途多難だよ。
- これほど前途多難な道のりになるなんて、出発するときには思いもしなかった。しかし、ここであきらめるわけにはいかない。
- 目標が高ければ高いほど、その道のりは前途多難だけれど、きっと乗り越えられると信じることが大切だよ。
前途多難の文学作品などの用例
- いやはや、聞けば聞くほど風説と実際の食いちがいに驚くばかりじゃ。前途多難もよいところではないか、なあとも。<杉本苑子・影の系譜>
未来に待ち受けている困難が多いということも言うんだよ。