大根役者の意味(語源由来・英語訳)
【四字熟語】
大根役者
【読み方】
だいこんやくしゃ
【意味】
演技力のない役者、芸のまずい役者をあざけっていう語。
ほんなら、これは「演技がヘタな役者」を指すんやな。
せっかく台詞を言うても、あまり上手じゃないから「大根役者」って呼ばれるんや。
まあ、ほんまはうまくなりたいけど、なかなかそうもいかへんのやろうな。
これは、ひとつの「自分の成長を求める」気持ちを示す言葉やで。
せっかく台詞を言うても、あまり上手じゃないから「大根役者」って呼ばれるんや。
まあ、ほんまはうまくなりたいけど、なかなかそうもいかへんのやろうな。
これは、ひとつの「自分の成長を求める」気持ちを示す言葉やで。
【語源・由来】
大根の根の白いことを素人 (しろうと) に寄せていったもの、へたな役者を意味する「馬の脚」の脚から連想していったもの、大根はどのように食べても腹を壊さないので、へたなことと掛けて「当たらない」の意でいったもの、など諸説がある。
【典拠・出典】
-
【英語訳】
unskillful actor
unskillfulは「へたな」という意味の形容詞。
英文例
その歌手はとても有名だが大根役者だ。The singer is very famous but unskillful actor.
英文例
その歌手はとても有名だが大根役者だ。The singer is very famous but unskillful actor.
大根役者(だいこんやくしゃ)の解説
カンタン!解説
「大根役者」っていうのは、ちょっと下手な役者のことを表すんだ。演技が上手じゃない、芸がいまいちな役者を、ちょっと冗談混じりに呼ぶときに使う言葉なんだよ。
でもなんで「大根」なのかって思うよね。実はその理由については色々な説があって、一つには、大根の白さが素人(つまり初心者や未熟者)を表しているという説があるんだ。他には、「馬の脚」という言葉が下手な役者を表すんだけど、その「脚」を大根の「根」にかけていったという説もあるよ。また、大根はどんなに食べてもお腹を壊さないでしょ?それを、ヘマをしても大丈夫、つまり「当たらない」っていう意味にかけたという説もあるんだ。
でも正確な理由は分からないんだ。それでも、この言葉は、ちょっと下手くそな役者をちょっと楽しく表すのに使われているんだよ。
大根役者(だいこんやくしゃ)の使い方
今度のクラス会の出し物、ロミオとジュリエットに決まったわね
ともこちゃん、ジュリエット役じゃん!がんばってね!
しっかり練習して、大根役者って言われないようにしないと
だいじょうぶさ、何をやらせても上手なんだから
大根役者(だいこんやくしゃ)の例文
- アイドル時代は大人気だったが、女優に転向してからは、そのあまりの大根役者ぶりにファンがすっかり離れてしまって、今ではテレビで見ることもなくなってしまった。
- 子役時代から巧みな演技で大人気だったその役者は、子役時代には他の俳優から、比べられると大根役者に見られるから近づくなと言われたそうだ。
- この間デビューしたばかりの新人女優が、もうアジア進出などと言っている。その前に、少しはその大根役者な演技を何とかした方が良いのではないかと思ってしまう。
- 一世を風靡した大女優だったのだが、離婚騒動で大揉めに揉め、精神的ショックで半年間休業してから復帰したら、すっかり大根役者になっていた。
- 演技はさっぱりだめで大根役者だが、不思議な魅力があってなぜか大人気な役者もいる。
あまり上手ではない役者を、少し冗談めかして表現したものなんだ。