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天下国家【てんかこっか】の意味と使い方や例文(語源由来・英語訳)

天下国家

天下国家の意味(語源由来・英語訳)

意味

【四字熟語】
天下国家

【読み方】
てんかこっか

【意味】
天下と国家のこと。
特に、政治のこと。

四字熟語の博士
「天下国家」という四字熟語は、全国、つまり国全体のことを指し、特にその政治、つまり、国を治めることを表しているんだよ。
助手ねこ
ほんまやな。これは「全国のこと、そこでどうやって治めていくか」っていう大きな話をしてるんやな。
みんなが住んでるこの国を、どうやって上手にまとめていくか、そんな話やねん。
これは、「大事なことはみんなのことを考えること」を教えてくれる言葉やで。

【語源・由来】
「天下(てんか)」とは。全国、全世界ということ。
「国家(こっか)」とは、国のこと。

【典拠・出典】

【英語訳】
the world and the nation.
the state of the world.
high affairs of state.

天下国家(てんかこっか)の解説

カンタン!解説
解説

「天下国家」という言葉は、「天下」と「国家」、これら二つの言葉をくっつけたものなんだよ。特に、政治のことを表すときによく使われるんだ。

「天下」っていうのは、日本全体や世界全体を意味する言葉だよ。地図で見ると、その範囲は広いね。「国家」っていうのは、もうちょっと範囲が狭くて、特定の国のことを指すんだ。

だから、「天下国家」って言うときは、その国の政治や、全世界の政治について話すときに使うことが多いんだよ。たとえば、「天下国家を論じる」と言うときは、その国や世界の政治について考えたり、話し合ったりすることを指すんだよ。

天下国家(てんかこっか)の使い方

健太
ぼくは将来、政治家を目指そうと思っているんだ。
ともこ
それは素晴らしい夢ね。健太くんは、どんな国を作りたいと考えているの?
健太
全ての人が、安心して暮らせる世の中になるように働きたいと思っているよ。
ともこ
そうね。そんな世の中になるといいわね。健太くんと、天下国家について論じるなんて、思ってもみなかったわ。

天下国家(てんかこっか)の例文

例文
  1. 天下国家を論じて、国民のために働くことが彼の喜びだという。
  2. 彼は急に話題を変えたと思ったら、天下国家について語り出した。
  3. これは、天下国家の大事件となる可能性がある。早急に原因を追究して、対策を考える必要がある。
  4. 天下国家の話をされても、彼女はまるで理解できないという表情を浮かべていた。
  5. 天下国家のために行ったこととはいえ、彼のしたことは罪に問われてしまうだろう。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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