亭主関白の意味(語源由来)
【四字熟語】
亭主関白
【読み方】
ていしゅかんぱく
【意味】
家庭内で、夫が支配者として絶大な権力をもち、君臨していること。
「亭主関白」という四字熟語は、家庭の中で夫がすべてを決める、つまり夫が一番の権力を持つ状況を示すんだよ。
そうかいな。つまり、「お父さんが家の中で一番偉い」ってことやんな。
お父さんが何をするにも決定権があるんやな。
これは、「家族の中で誰が一番言うことを聞くべきか」を示す言葉なんやで。
お父さんが何をするにも決定権があるんやな。
これは、「家族の中で誰が一番言うことを聞くべきか」を示す言葉なんやで。
【語源・由来】
「関白」は、中世まで天皇の補佐役として国政を司った重職の呼称。転じて、権力をひけらかす者の意。
【典拠・出典】
-
亭主関白(ていしゅかんぱく)の解説
カンタン!解説
「亭主関白」って言葉は、家庭でパパがすごく強い立場にいて、すべてを決めてしまうような状況を表すんだよ。「亭主」っていうのはパパのことだよ。
「関白」っていうのは、昔の日本の話で、天皇さんのお手伝いをして国の大切なことを決める役職のことを指すんだ。だから「亭主関白」っていうと、パパが家庭で天皇さんみたいにすごく強い立場にいる、という意味になるんだよ。
たとえば、「頑固者で亭主関白」と言ったら、そのパパが頑固で、家庭のことはすべて自分で決めてしまう、という状況を表しているんだよ。
亭主関白(ていしゅかんぱく)の使い方
お姉ちゃんが、結婚したんだけど、お父さんみたいな亭主関白な人とは結婚したくないと思っていたのに亭主関白な人と結婚してしまったって後悔しているのよ。
へえ。さっさと離婚してしまえばいいじゃないの。
そうなのよね。今、その方向で話をしているようだわ。私は絶対に亭主関白な人とは結婚しないわよ!
じゃあ、僕と結婚したら間違いないよ!
亭主関白(ていしゅかんぱく)の例文
- 健太くんのお父さんは、家ではかなりの亭主関白であり、本当に家の仕事は全く何もしないそうです。
- 仕事中は活発に動くけれども、普段、家にいるときの彼は、亭主関白で徹底的にゴロゴロしていた。
- 私の夫は、亭主関白だというわけではなく、どちらかというと優しく、そして気の弱い人です。
- 彼は、一見頑固者で亭主関白のイメージが強いが、実際はややかかあ天下です。
- 彼は、同僚が家に遊びに来ると、亭主関白のふりをして見せます。