博引旁証の意味(語源由来・類義語)
【四字熟語】
博引旁証
【読み方】
はくいんぼうしょう
【意味】
事物を説明するのに、多くの証拠を広い範囲から引き、証拠をあげて説明すること。
それはつまり、「いろんなとこから例や証拠を集めて、わかりやすく説明する」ってことやな。
教科書だけじゃなく、ネットや他の本からも情報を集めてくるような感じやな。
これは、「正確さと理解のために情報は色々なところから集める」っていう教えなんやな。
教科書だけじゃなく、ネットや他の本からも情報を集めてくるような感じやな。
これは、「正確さと理解のために情報は色々なところから集める」っていう教えなんやな。
【語源・由来】
「博引」は広く例を引用すること。「旁」はあまねく、広く行き渡る意。「証」は証拠の意。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・考証該博(こうしょうがいはく)
博引旁証(はくいんぼうしょう)の解説
カンタン!解説
「博引旁証」っていうのは、物事を説明したり話す時に、たくさんの例を出したり、証拠をあげたりして、自分の考えをしっかりと説明することを意味するんだよ。
ちょっと難しいかもしれないけど、「博引」はいろんなところから例を引き出すことだし、「旁証」はそれらの例や証拠を広く集めて説明することなんだ。
だから、「博引旁証して自説の正当性を主張する」って言うときは、たくさんの例や証拠を出して、自分の意見が正しいと強く主張する、という意味になるんだよ。例えば、授業で発表をする時に、自分の意見をしっかりと伝えるために、たくさんの事例を出したり、証拠を示したりすること、それが「博引旁証」なんだよ。
博引旁証(はくいんぼうしょう)の使い方
これだけ博引旁証がしっかりしていて、しかも先生からの信頼があついともちゃんからの提案とあっては、校長先生も納得するしかないだろうね。
うまくいけばいいんだけどね。
うまくいくさ!反論の余地がないじゃないか。
まあね。蟻が通る隙もないくらいに、完璧な資料を集めたと思うわ。さて、校則改正の会議に行ってくるわ。
博引旁証(はくいんぼうしょう)の例文
- 彼の説にはたくさんの異論も出たけれども、彼は博引旁証によって反論し、自説の正しさを立証しました。
- ともこちゃんの論文は、博引旁証で裏付けされており、世紀の大発見と評されました。
- 博引旁証でねつ造の疑いようもない研究結果だと思われていたけれども、そもそもの資料がいい加減なものだったことが後でわかりました。
- ともこちゃんのプレゼンテーションは、博引旁証がしっかりしていたので是非を問うまでもなく全員賛成で可決しました。
- 完璧な博引旁証だったので、誰も異論を述べませんでした。
博引旁証の文学作品などの用例
- 戦って民を苦しめるようなことは王者の道ではないということをまことに博引旁証、古典から言葉を引き、事実を援用し、<司馬遼太郎・項羽と劉邦>
広範囲から情報を集めてくるというイメージがあるんだ。