目食耳視の意味(語源由来・類義語)
【四字熟語】
目食耳視
【読み方】
もくしょくじし
【意味】
見た目にとらわれ、味よりも外見が豪華な食べ物を選び、世間の評判を気にして衣服を選ぶこと。衣食の本来の意義を忘れて、ぜいたくな方向に流れていくこと。
それって、「見た目や評判ばかり気にして、贅沢なものを選びがちになる」ってことやな。
食べるものや着るものの本当の大切さを忘れて、贅沢になっちゃうねんな。
これは、「本当の大切さを見失わないように」っていう教えやで。
食べるものや着るものの本当の大切さを忘れて、贅沢になっちゃうねんな。
これは、「本当の大切さを見失わないように」っていう教えやで。
【語源・由来】
「目食」は口に合うかではなく、見た目が豪華なものを食べること。「耳視」は世間のうわさを気にかけて、自分に似合うかでなく、高価な衣服を着るということ。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・耳視目食(じしもくしょく)
目食耳視(もくしょくじし)の解説
カンタン!解説
「目食耳視」っていうのは、見た目や人の評判ばかりにとらわれてしまうことを指す言葉なんだよ。具体的には、食べ物や服装の選び方に関して言われることが多いんだ。
「目食」っていうのは、本当はどんな味なのかよりも、見た目が豪華な食べ物を選ぶことを表しているんだ。つまり、本当に美味しいものよりも、見た目が派手で豪華なものを選んじゃう、ということさ。
一方、「耳視」は、自分が本当に好きな服か、自分に似合う服かよりも、世間の評判やブランド名にとらわれて服を選ぶことを表しているんだ。つまり、自分の好みや体型よりも、人からどう見られるか、どう評価されるかを気にして服を選んでしまうことさ。
要するに、「目食耳視」は、食べ物や服装を選ぶときに、本来大事な「美味しさ」や「自分に似合っているか」を忘れて、見た目や評判にとらわれてしまうことを指すんだよ。
この言葉の由来は『迂書』という本にあるんだけど、基本的には、自分の目と耳でしっかりと物事を見極めることの大切さを教えてくれる言葉なんだよ。
目食耳視(もくしょくじし)の使い方
隣の家のお姉さんは、目食耳視で、明らかにブランド物だってわかるようなものが好きなんだよね。
私は、ブランド名に何十万も出すなら、手作りの丁寧に作られた品にお金を払いたいわ。
僕もそうだな。ブランド名よりも使い勝手の良さで選ぶかなあ。
使い勝手のいいブランドもあるから一概には否定できないんだけどね。
目食耳視(もくしょくじし)の例文
- コンビニのスイーツは、目食耳視で華やかなだけで、あまりおいしくない。
- インスタ映えを狙うなんて、目食耳視で、浅はかです。
- 目食耳視、高級な服を着てもてようとしなくても、内面を磨くことで輝くことが出来ます。
- 主婦は料理人じゃないので、目食耳視ではなく、家族の健康を考えた料理を作るべきです。
- 有名な服を着て、有名な店に食事に行って、それをSNSにアップして自慢する人生は目食耳視です。
食べ物や衣服の本来の意味を忘れて、豪華な方向に流れてしまうことなんだ。