一喜一憂の意味(語源由来・類義語)
【四字熟語】
一喜一憂
【読み方】
いっきいちゆう
【意味】
状況が少し変化するごとに、いちいち喜んだり悲しんだりすること。周りの状況に振り回され落ち着かないこと。
何か小さなことで気分が上下するんやな。これは、「感情の安定」や「落ち着き」が大切やってことを教えてくれる言葉やで。
【語源・由来】
「喜」は喜び、「憂」は心配をすること。小さなことで心が揺れ動き落ち着かないという意味で用いられる。
【典拠・出典】
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【類義語】
・一憂一喜(いちゆういっき)
・一笑一嚬(いっしょういっぴん)
・一嚬一笑(いっぴんいっしょう)
・一進一退(いっしんいったい)
【英語訳】
now rejoicing、now worrying、glad and sad by turns、swinging from joy to sorrow、alternating hope and fear
My mother’s condition seems to improve one moment, but the next moment she sinks again.
一喜一憂(いっきいちゆう)の解説
「一喜一憂」っていうのは、ちょっとしたことで気分が上がったり下がったり、喜んだり悲しくなったりすることを指すんだよ。
たとえば、今日のテストで良い点が取れて喜んでるけど、明日のテストが心配で不安になる、とかさ。それってまさに「一喜一憂」っていう感じ。
要するに、ちょっとした出来事や状況によって気分がコロコロ変わることなんだね。でもね、気持ちがコロコロ変わると、結構疲れちゃうから、ほどほどにするのが大事だよ。
一喜一憂(いっきいちゆう)の使い方
一喜一憂(いっきいちゆう)の例文
- バスケの観客は、一喜一憂しながら試合を見守っている。
- 今日の試合は、激しい点取り合戦なので一喜一憂している。
- 彼女に態度に一喜一憂している自分が情けない。それでも彼女のことが好きなのだ。
- 子育ては、一喜一憂する毎日だが充実している。
- 大したことないことで一喜一憂しているうちに月日が過ぎてしまった。
一喜一憂(いっきいちゆう)の文学作品などの用例
- 試験の為に勉強し、試験の成績に一喜一憂し、如何な事でも試験に関係の無い事なら、如何なとなれと余処に見て、<二葉亭四迷・平凡>
周りの状況に左右されて気持ちがコロコロ変わるという意味があるんだ。