門戸開放の意味(語源由来・出典)
【四字熟語】
門戸開放
【読み方】
もんこかいほう
【意味】
制約を取り払って、出入りを自由にすること。また、外国に対し市場を開放して、経済活動を自由にすること。
そっかそっか、つまり、「今まで閉めてたものを皆に開けて、自由に使ってもらう」ってことやんな。
規制をなくして、何でも出入り自由にするってわけやね。
それは例えば、他の国から商品が入ってくる港を開放するみたいなこともあるんやな。
これは、「どんなに困難でも最後までがんばる強さ」を表してる言葉なんやで。
規制をなくして、何でも出入り自由にするってわけやね。
それは例えば、他の国から商品が入ってくる港を開放するみたいなこともあるんやな。
これは、「どんなに困難でも最後までがんばる強さ」を表してる言葉なんやで。
【語源・由来】
「門戸」は門と戸のこと。家の出入り口。
【典拠・出典】
『唐書』
門戸開放(もんこかいほう)の解説
カンタン!解説
「門戸開放」っていうのは、門やドアを全開にして、誰でも自由に出入りできるようにすることなんだよ。「門戸」っていうのは、家の出入り口のことだからね。
でも、この言葉は経済の世界でも使われていて、他の国に対して自分たちの市場を開放して、自由にビジネスができるようにすることを指すこともあるんだ。
例えば、「門戸開放を求める」と言うときは、自由に出入りしたい場所や市場へのアクセスを求めている、という意味になるんだよ。
門戸開放(もんこかいほう)の使い方
あの駅前の料亭が一見さんお断りだったんだけど、お昼の時間帯だけ門戸開放したそうだよ。
へえ。それは行ってみたいわね。
若い人たちにも伝統的な日本料理を知ってもらいたいという事で、ランチは、結構価格を低めに設定したらしいよ。
そういう門戸開放は、ありがたいわよね。
門戸開放(もんこかいほう)の例文
- 日本の陸上を強化するために、正月の風物詩である箱根駅伝が全国への門戸開放を検討しています。
- 日本では「記者クラブ」という組織が存在し、政府からの情報を独占支配しているので、門戸開放が求められています。
- 全日本学生軟式野球連盟は、チーム数や競技人口の減少の影響により、従来の加盟条件であった軟式野球部に限らず軟式野球サークル・同好会などにも門戸開放する傾向が強まっています。
- 東京五輪のゴルフ会場となっている霞ヶ関カンツリー倶楽部は、女性が正会員になれないという規則を見直し、女性への門戸開放を決定しました。
- 初心者にも門戸開放しました。
門戸開放の文学作品などの用例
- おなじころ、霧の深いロンドンでは、パーマストン外相が専門家を集めて、対清政策を研究し、門戸開放の計画を練っていた。<陳舜臣・阿片戦争>
それは、物事の規制をなくしたり、外国からの人や物が自由に行き来できるようにしたりすることも含まれるんだ。