【四字熟語】
暗香疎影
【読み方】
あんこうそえい
【意味】
暗闇にただよう花の香りと、月光などに照らされてまばらに映る木々などの影の意で、梅の花や梅の木についていうことが多い。
【典拠・出典】
林逋「山園小梅ー詩」
暗香疎影(あんこうそえい)の使い方

健太くんの宿題を手伝っていたら、こんなに真っ暗になってしまったわ。

ごめんね。あれっ。くんくん。良いにおいがするぞ。

暗香疎影ね。ほらっ。あそこに梅の花が咲いている。

本当だ。闇夜にぼんやり白い梅の花が咲いてきれいだね。いつの間にか季節は春だね。
暗香疎影(あんこうそえい)の例文
- 暗香疎影、今年も夜の兼六園で梅園をみるのが楽しみです。
- 暗香疎影、隣の家には立派な梅の木があって、毎年、春の訪れを教えてくれます。
- 暗香疎影、桜より早く咲き始める梅が、一足早く春がきたことを教えてくれました。
- 暗香疎影、風はまだ冷たいけれども、一日ごとに春が近づいていることを感じました。
- 暗香疎影、春がもうそこまで来ていることに感激して、梅の木の下で足を止めました。