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晏子高節【あんしのこうせつ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

晏子高節の意味(語源由来・出典・類義語)

意味

【四字熟語】
晏子高節

【読み方】
あんしのこうせつ

【意味】
中国春秋時代、斉(せい)の晏嬰(あんえい)が臣下としての節をまっとうしたこと。転じて、脅しや暴力に屈しない気高い志のこと。

四字熟語の博士
「晏子高節」という四字熟語は、昔の中国の斉の国にいた晏嬰という人が、臣下としてしっかりと自分の原則を守ったことから来ているんだよ。
それが、転じて「どんなに強い脅しや力にも屈せず、高い志を持ち続ける」という意味になったんだ。
助手ねこ
あー、つまり、「どんな困難な状況でも、自分の信じることを曲げない強さを持つ」ってことか!
晏嬰さん、めっちゃ頼りになる人やったんやろな。
これは、「自分の心の中の正義を貫く大切さ」を教えてくれる言葉やな。

【語源・由来】
中国の春秋時代の斉の崔杼は、君主である荘公を殺し、自身に従わない者を粛清したが、晏嬰はそれに従わず脅しに屈しなかったという故事から。

【典拠・出典】
晏子春秋』「雑・上」

【類義語】
・晏嬰脱粟(あんえいだつぞく)

晏子高節(あんしのこうせつ)の解説

カンタン!解説
解説

「晏子高節」というのは、昔の中国の話に出てくる言葉で、斉の国にいた晏嬰という人が、とても堅実で正しい考えを持っていたことを表しているんだ。この言葉は、人が脅されたり、強い力で押し込められても、自分の信じる正しい道を貫く強い意志のことを指すようになったんだよ。

実は、昔の斉の国で、崔杼という悪い人が、国の王、荘公を殺してしまって、彼に従わない人たちをたくさん排除してしまったんだ。でも、晏嬰はその崔杼の悪いやり方には従わなかった。彼は、自分の考えをしっかり持っていて、崔杼の脅しにも負けなかったんだよ。だから、そんな彼の強い意志や考えを、「晏子高節」として今でも尊敬しているんだよ。

晏子高節(あんしのこうせつ)の使い方

ともこ
健太くん。びしょ濡れじゃないの。どうしたの?
健太
ともこちゃんが生徒会の選挙に出馬するでしょう?対抗馬の生徒からともこちゃんを裏切ってこっちに付けって言われたんだ。だけど、それに従わなかったから、プールに落とされたんだよね。
ともこ
まあ。私のために晏子高節を貫いてくれたのね。ごめんなさいね。
健太
いいんだ。あんな奴らに負けないでいい学校にしてよ。

晏子高節(あんしのこうせつ)の例文

例文
  1. 晏子高節、脅しに屈することなく正義を貫き通した。
  2. 晏子高節、どんなに殴られてもともこちゃんのために守秘義務を守りました。
  3. 晏子高節、集団で脅されても、いじめには加担しなかった。
  4. 晏子高節、ひどい目にあわせるぞと言われても、万引きをしてこいという指令には従わなかった。
  5. 晏子高節、正直脅しは怖かったけれども、ともこちゃんを裏切る自分の方が怖かった。

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