【四字熟語】
安歩当車
【読み方】
あんぽとうしゃ
【意味】
歩くよりも車に乗る方が誰でも楽でいいに決まっているが、車を買えるほどのお金がないから車の代わりにゆっくりと歩こうという意味。貧乏に安んじて我慢する例え。貧しくても清く正しく生きていれば、常に満ち足りた心でいられるということ。
【典拠・出典】
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【英語訳】
can not afford to buy a car but walking is much even better than riding a car.
英語例文
私の家庭は決して恵まれているとは言えないけれど、それでも安歩当車の暮らしをしている。
I know my family is not wealthy even though we live very happily.
私の家庭は決して恵まれているとは言えないけれど、それでも安歩当車の暮らしをしている。
I know my family is not wealthy even though we live very happily.
安歩当車(あんぽとうしゃ)の使い方

今週の日曜は何しようか。どこか遠くにいきたいよね。この前話してた新しくできたショッピングモールにでも行ってみる?

いいわね。でも少し遠いし、あそこ行きにくいのよね。車があればいいんだけど。

車はないけどさ、でも明日はなにも予定ないんだし、ゆっくり過ごせるから、散歩がてら行くのもいいんじゃない?いい天気らしいしきっと気持ちもいいよ。

たしかに歩けない距離じゃないもんね。少し早めに出発すれば時間もあるわね。それじゃゆっくりと安歩当車でいこっか。
安歩当車(あんぽとうしゃ)の例文
- 彼女は欲求が満たされるということを知らない、たまには田舎をゆっくりと散歩して安歩当車もいいものだと教えてあげたい。
- 若いうちにそんなに多くのお金を蓄えたわけではないが、老人一人には十分だ。ゆっくりと田舎で過ごすのはまさに安歩当車の暮らしで満足している。
- お金がないから車も買えないが、それでもゆっくり歩くことに満足しているなんて、彼はよく言うが私から言わせれば安歩当車を気取ったただの負け組なのだ。
- 私の両親は老後に田舎へ移り、なにもないような場所でシンプルな暮らしをしている。私もあんな安歩当車な生活にあこがれる。