著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

独学孤陋【どくがくころう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
独学孤陋

「孤陋」は「固陋」となってもほぼ同意。

【読み方】
どくがくころう

【意味】
師匠や学問上の友もなく一人で学ぶと、見聞が狭くひとりよがりでかたくなになる。

【語源・由来】
「孤陋」は見識が狭くひとりよがりでかたくななこと。

【典拠・出典】
礼記』「学記」

独学孤陋(どくがくころう)の使い方

健太
ともこちゃんは優秀だから、きっと学校に行かなくても自分で学ぶことができるんだろうね。
ともこ
独学孤陋になる危険性があるから、学校に行ったほうがいいのよ。
健太
そういうものなのかな?
ともこ
そうよ。学校は勉強だけを学ぶところじゃないもの。もっと多くのことを学ぶことももできるわ。

独学孤陋(どくがくころう)の例文

  1. 学校に行かないと、独学孤陋となり、知識が偏る危険性があります。
  2. 独学孤陋、自己満足な勉強にならないために学校はあるのです。
  3. 現代ではネットで奥義を学ぶことが可能だけれども独学孤陋となってしまうかもしれないから、やはり習いに行こう。
  4. 独学孤陋とならないようにともこちゃんや友達を呼んで大勢で学ぶことにしました。
  5. 一人で学ぶと独学孤陋、知識を深めたいならば師と仰げる人を持ちましょう。
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北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

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